四国八十八ヶ所 18番札所
母養山「ボヨウザン」ぬ恩山寺「オンザンジ」宝樹院「ホウジュイン」
このお寺山は女人禁制のお
寺で、大日寺 福生院 蜜厳寺という名前で、厄除けのために建てられたお寺様でした。
ご本尊様は、薬師如来さまです。
「オン、コロコロ、センダリマトウギソワカ」🙏
その後100年余りを経て、お大師様がこの寺で滞在して修行している時に、お大師様のお母様「玉依御前様」が訪ねてこられました。
しかしこの山は女人禁制、登山は叶えられません。
お大師さまは、滝に打たれ修行し、7日間女人解禁の秘法を修し、成就のあげく寺内にお母様を迎え入れられました。
境内にある唐木ビランジュは、母君を迎え入れた時にお大師様が植樹された記念樹で、県の天然記念物にもなっています。
私は、この寺前に立つといつも感じます。
お大師様が、お母様を迎え入れた様に、私も母への思いが胸に湧いてきて、この寺に居たら母に会える様に感じ、とても緊張して、でも懐かしい思いもあり、母への恩を感じています。
お参りはもう三十回以上しているのですが、いつも子を思う母の暖かい思いを感じて、胸がいっぱいになってしまいます。
女人禁制を解いてくださったお大師様に感謝して、寺内に入りお参りさせていただいています。
ここは、駐車場から徒歩1分で、樹齢300年の銀杏の木や、樹齢約350年のソテツの木々の間を通っていくと境内にたどり着きます。
歩きながら大きな木々を見ていると生命力の強さを感じさせてくれます。
修行大師様がいらして、そこを通り過ぎると大師堂があります。
大師堂には、お大師様が自らのお姿を彫刻されたものが、ご本尊として安置されています。
大師堂をお参りしてまっすぐ行くと、大師堂によりそうように玉依御前様の剃髪所があります。この寺でお母様は出家されています。
大師堂の右横の母公堂には御詠歌が掲げられています。
「たらちねの 母こそしのぐ恩山寺 大師の利生(りしょう)あらたなりけり。」
まっすぐ行かれるとご本尊堂です。
^_^忘れてはいけませんよ、「どこの、誰々です。」ときちんと伝えてお参りしましよう😊
ご本尊様と、きちんと対話してお参りしてくださいね。
お参りが終わりましたら、納経所に向かいます。
納経所では、四国霊場唯一の摺袈裟「スリゲサ」があります。
(スリゲサとは全国でここでしか手に入らない激レアな御守りです‼️)
とても人気で、別名「袈裟曼荼羅」とも呼ばれております。
悪いことを良いことに変えてくださる功徳があるそうです。必要な方は納経所でお求め下さいね。
こちらのお寺には奥の院がありまして、そこのご本尊様は、弁財天様です。
当時お大師さまが、東方の方に光を放った島を見て、そこに行かれると女神様がおられ、お大師様が一夜を語られると、その女神は白蛇と姿を変えて海に戻って行かれたそうです。
お大師様は、天の使いと思いその地に弁財天様を祀られたそうです。
こちらはうちのお店の弁財天様です😊とっても綺麗です✨
恩山寺の奥の院の弁財天様は、徳島県小松島市金磯町3に居られる
「金磯弁財天様」です。
門でお礼のご挨拶をして、次の札所に向かいます。
奥の院はご縁があったら足を運んでみて下さいね。
こちらの周辺には、源義経の騎馬像と1185年2月18日この地に上陸した印が残されてます。
時間に余裕があったら行ってみるといいかも…その時代の歴史を感じられるかもしれませんね?o(^o^)o
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四国八十八箇所
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