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執筆者の写真sarasvati1123

第十三番大日寺

更新日:2022年5月11日





四国八十八ヶ所13番札所

大栗山 花蔵院 大日寺

「オオグリザン ケゾウインダイニチジ」、こちらのお寺は、鮎喰川を渡った東側にあります。大師が森というところで弘法大師が、護摩修行をしていたところ、紫雲と共に大日如来様が現れてこの地は、霊地であるから、一寺を健立せよと告げられた。そのお告げに従ってその現れた姿を刻み堂宇を立て御本尊として安置いたしました。その後、長宗我部氏の兵火により弘法大師が立てた堂宇は、焼失してしまい現在の堂宇は、明治時代に再建されたものであります。

長宗我部氏の兵火の後に、蜂須賀氏により再興されて、あわの一宮神社⛩が立てられて神仏習合でしばらく同じ敷地内にありましたが、明治の廃仏毀釈で、一宮神社にあった行基作の11面観音が、本尊とされその脇侍仏としてお大師様が刻んだ大日如来様がおかれました。




13番についていつものようにお参りさせていただきますと山門の前でご挨拶いたします。そこでいつものように鐘をつきに行くのですがコロナのため鐘🔔は、つけませんでした。残念❣️

ここのお寺はとてもコンパクトですが、いろいろな事が凝縮されていてとても良いところです。まず一つは、唯一の外国人住職であります。本堂に行きお参りします。

そこの左手に、びんずる様がいらっしゃいます。びんずる様こんにちは‼️

そして幸せ観音様。綺麗な観音様です。見ているだけで幸せな気分になってきます。

また、くりから竜王様がいらしてその周りに七福人様がいらっしゃいます。池がありとても素敵です。八十八ヶ所どこの寺にお参りに行っても、良い空気で気持ち良いのですが、ここのお寺は、とっても優しい雰囲気を、感じられるお寺です。

道路向かいに、神社⛩があります。 明治時代に、廃仏毀釈で、神様 仏様を、別々にされたなごりです。また、道路ができてしまったので以前の門がなくなりましたが、それを復元して完成したのが平成18年、薬医門が立ってます。この門の作りは、武家や、医家の門として用いられる珍しい門です。この門もよく見て、武士になったつもりになったり、昔のお医者さんになったつもりになって「想像して」、門を眺めて見てくださいね。

ただ、今回は、鐘がつけなかったことがとっても残念でした。!!でも、またこの次の楽しみに、門の前に立ちお参りさせていただいたお礼を言って次の札所に向かいます。

余談

お衣づりと札バサミ。お衣づるとは、単の羽織みたいもので、着物上に着るものと、背がずれるのを防ぐものであります。左 中 右と三つに分かれております。両親のあるものは、左右が赤地で中が白地です。

親の無いものは、左右が白地で中央を赤地を用いる俗にお衣づる おゆずると呼んでお遍路の時に着用するものです。

平安時代では、竹でできていて、

それを入れておくものを背負うものとあるお衣づるのことをさしているようです。

また、札バサミとは、八十八の迷いを持つ遍路の意をあらわし胸に吊るすもの正面の字は番号順に回るひとは、左逆周りの人は、右から横書きにするふうしゆうがありました。

お遍路さんの白装束のことを、昔は、このようにして、旅をしていたようです。



余談2

お遍路に最も適した季節は、春そして秋でしょう。

春は朝夕の冷え込みも少なく、花が咲き新緑に向かう季節です。

陽が落ちるのもだんだん遅くなり、陽が落ちるのもしだいにおそくなり、巡拝にゆとりができます。また、秋は、日中の残霧は厳しいが朝夕は涼しくなります。10月になれば、山間部から平地に紅葉が広がり、それは、美しい眺めで、空気も澄んで寺院への参拝には、最適な世界が広がります。ただこんな時は、巡拝者の数が増えますので納経所で、時間が、かかったりします。また、宿泊施設を探すのに時間が、かかったりするかもしれませんが余裕を持ってお遍路をしたいもので

愛媛県松山市立花の開運占いサラスヴァティ

(sarasvati)

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